ソーラー飛行船「Solan」テイクオフ!
かねてから中部大学と開発を進めてきました「未来型実験ソーラー飛行船」がこの度、
中部大学ソーラー飛行船実用化研究開発体プロジェクト(同大学 梅野正義教授代表)の名のもとに
パソコン周辺機器最大手「バッファロー」等の協賛を頂き、「愛・地球博パートナーシップ事業」として
愛知万博長久手会場上空100mにお目見えしました。

但し、8月以降は2号機が稼動しています。
この2号機は当社は一切関知していません。学生が設計し、製造したバルーンです。一応、当社の名誉のために業務連絡です。。


3月9日にようやく船体を仕上げ大学内で最終点検を終えた飛行船は3月25日のデビューに向け
長久手会場横のハンガー(長久手基地)に移動しました。


基地は開閉式で全長12m/全高6mの飛行船がすっぽり入ります。


あいにくの天候不良もあり、3月27日いよいよテイクオフの日です。
ハンガーを畳み、飛行船の全貌が現れます。


ウィンチにコントロールされゆっくりと上昇してゆきます。


雲台にはバッファローさんの協力により無線LANアクセスポイントやテレビカメラ、Webカメラを搭載し、
上空からの会場風景をインターネットでライブ配信しています。



この写真は4月2日のものです。下の写真と比べて下さい。
下の写真は3月27日の物です。
透明の塩ビシートでサブラダーを作ってみました。
これによって飛行船は、より風上に船首を向け風に対抗します。


4月3日までの10日間で当社スタッフが中部大学の生徒さんに飛行船のハンドリング、
ロープの結び方、風への対応等運営指導を行いました。
今後は万博開催期間中の土日をメインに学生主体で運営してゆきます。

8月11日現在、学生が設計した2号機にて稼動している模様です。
何かあっても当社は関係ありませんので。。大丈夫??